院長BLOG(旧)

2012年11月18日 日曜日

第23回名古屋臨床泌尿器科懇話会| 名古屋で泌尿器科なら成田クリニック

昨日、大雨の中、名古屋臨床泌尿器科懇話会が開かれました。天候の悪い中、30名の名古屋及び、周辺地区の泌尿器科の先生が集まってくれました。特別講演は、札幌医科大学医学部泌尿器科准教授の舛森直哉先生による「前立腺肥大症治療のこれまでとこれから」でした。悪天候のため講演が20分ほどの遅れで、始まった。舛森先生には遠方の札幌からご足労頂き、感謝申し上げます。

以下、講演内容を要約します。

前立腺肥大症は前立腺が何らかの原因で肥大することにより、下部尿路閉塞症状が現れる疾患である。この前立腺の肥大がいつから始まるか、個人差があるが、はっきり分かっておりません。肥大はある時期から急激に増大するようです。しかし、前立腺が肥大せず、徐々に縮小傾向の場合もあるようです。前立腺が30ml以上の方ほど、下部尿路症状が強く、治療が必要となります。治療は多くの方が服用されているα1遮断薬(ハルナール、フリバス、ユリーフ、エブランチルなど)が第一選択薬です。服用開始1カ月程度で、症状は改善しますが、数年経過すると、前立腺肥大の大きい方ほど、残尿の増大、症状の悪化が見られ、別の治療法が必要となります。α1遮断薬の副作用の一つに、射精障害があり、注意が必要です。最近、前立腺を縮小させ、性機能の副作用の少ない薬剤(アボルブ)が発売され、30%の前立腺縮小がみられ、長期の症状改善効果が期待されております。その他、前立腺肥大症には過活動膀胱の合併が多く、抗コリン剤や最近発売されたβ3刺激剤(ベタニス)とα1遮断薬との併用がなされております。いろいろな治療法にもかかわらず、症状の改善なく、残尿の増加が見られた場合は、手術療法が必要となります。

60歳以上で尿が出にくい、夜間の尿が近い、残尿感がある、尿の我慢が出来ない、などの症状が出ましたら、泌尿器科の受診をお勧めします。当院では、前立腺の大きさを超音波検査で正確に測定し、治療しております。毎月、350名の前立腺肥大症の方が通院されております。

  2012年11月18日     名古屋市 泌尿器科成田クリニック



投稿者 成田クリニック

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