院長BLOG(旧)

2011年1月16日 日曜日

夜間頻尿 名古屋 泌尿器科 成田クリニック 2011年1月16日

今朝、外を見ると、うっすら雪が積もっていた。冷たい風が吹き、氷点下の朝が続いてます。このような冬に増えてくる症状として夜間頻尿があります。夜間頻尿のため睡眠障害が問題となり、生活の質が低下します。さらに、トイレに行く途中の転倒による骨折や頭部外傷の危険性が高まります。それでは、夜間頻尿とは何か。"夜間排尿のために1回以上起きなければならない状態"です。しかし、臨床的には、2回以上の夜間排尿の方が苦痛を伴うようです。加齢とともに夜間排尿回数は増え、70歳以上になりますと、2回以上が多くなるようです。
夜間頻尿の原因
(1)膀胱容量の減少
    前立腺肥大症、過活動膀胱、間質性膀胱炎、等
(2)夜間多尿
    水分摂取過剰がもっとも多い。高血圧、心不全、糖尿病、尿崩症、睡眠時無呼吸、利尿剤服用などです。
(3)睡眠障害
夜間頻尿の治療
   原因がはっきりしたものは、原因治療を行う。男性では、前立腺肥大症が多く、α1遮断剤(ハルナール、フリバス、ユリーフなど)の投与をする。改善不十分の場合は、慎重に抗コリン剤を追加する。この際、残尿に気をつける。女性では、過活動膀胱が多く、残尿測定をしながら、抗コリン剤(ベシケア、デトルシトール、ステーブラなど)で治療する。高齢者に多いのですが、就寝前に、水分過剰摂取です。これを止めることで、多くの方に夜間頻尿が改善します。睡眠障害に対しては、カフェインの多い水分は控えめにする。夕方の30分位の散歩、睡眠時にはラジオ、テレビは消し、照明を落とし、環境を整える。睡眠導入剤なども考慮する。以上の治療でも改善ない場合は排尿日誌が重要となります。排尿日誌から、夜間排尿回数、一回尿量、夜間排尿量が判明し、水分の摂取過剰、睡眠障害、膀胱容量など、様々な夜間頻尿の対処が可能となります。また、寒冷により、膀胱機能の亢進、尿量の増加のため、夜間頻尿が悪化します。寒さ対策をとり、この寒い冬を乗り切って下さい。



投稿者 成田クリニック

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